本来なら今年のイベントを最初から順に追うべきなのでしょうが、ちょうど今日からこのイベントが始まったタイミングなのでこの記事を書きます。
10月31日(土)~ 11月15日(日)
「加藤日砂創作教室プロデュース展~アリスの森のお茶会に集うものたち~」
山梨県北杜市にあります清里メイフェアさまで本日より開催。「不思議の国のアリス」にまつわる作品たちが集まる合同展です。
私のところからは2作品がお茶会に出かけていきました。
「グリフォン」
他に作る作家さんもあまりいなさそうなのでこの子をチョイス。
作中では主人公のアリスに対してわりと当たりがキツい方々が多い中、彼(……でいいんですよね?)は比較的友好的なキャラクターとして登場します。ハートの女王に命じられ道案内をし、話を聞かせたり踊りを教えたり。
グリフォン(グリフィン)は上半身が鷲・下半身がライオンという幻獣ですが、今回の作品ではヘビクイワシをモチーフにさせてもらいました。
「トランプの庭師」
ベアにアレンジしました。モチーフがカードなので平らなつくりのためブローチ仕立てにしています。
物語序盤から見えていた美しい庭園の庭師。庭園への扉を開ける鍵を手に入れたアリスがいざ足を踏み入れてみると、赤い薔薇を植えるよう命じられていたのに間違えて白い薔薇を植えてしまったといい、咲いた花を赤く塗ってどうにかごまかそうとしていたのでした。これがハートの女王に見つかりでもしたら大変、さて哀れな庭師の運命は……?
(参考文献 「不思議の国のアリス」 L. キャロル 著/高橋康也・迪 訳 河出文庫)
* * *
今回の作品展への参加にあたって「不思議の国のアリス」を最初から読み直しました。過去に読んだことがある作品ではありましたが、以前読んだのはいつだったか……状態だったので。
昔読んだ印象よりだいぶ悪夢っぽいストーリーだな?
登場するキャラクター達、対応キツめの方が多いけど、これアリスの言動の方にもだいぶ問題あるな?(鳥さんやネズミさん達の前で、自分の家の猫が狩りが上手いとか言ったりしたらそりゃダメでしょう(^^;)
そして女王、気軽に死刑を宣告しすぎ! 物語全体に漂う悪夢っぽさの原因、かなりの部分がこのお方のせいのような気が……一応救済もあるにはありますが。
あとハンプティ・ダンプティはこの作品には登場しないんだな(続編「鏡の国のアリス」の方ですね。そちらも一応買ってはあるのですが)
……などなど大人の視点でツッコミを入れてしまいましたが、たいへん楽しく読ませていただきました。いろいろ好き勝手に書きましたが個人的にこういうお話はとても好きです。
ただ作品作りに取り掛かる前、私インフルエンザA型にかかりまして、酷い熱から回復せぬままこの本を読んでいたのでしばらく自分の意識がおかしなことになっていました。読んだ後もしばらく自分が別の世界の住人であったかのような。
インフルの症状にせん妄もあるとされていますし、お話の内容と病気の症状が変な方向にマッチしてしまったのかもしれないです。
(身動きがとれないついでにSF小説なんかにも手を出していたのもまずかった。異世界や架空の惑星などが舞台の小説はインフルエンザの時に読むのはやめよう。逆にお手軽に異世界気分を味わいたいなら……いややっぱりやめた方がいいです)


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