2026-10-31

加藤日砂創作教室プロデュース展~アリスの森のお茶会に集うものたち~

 本来なら今年のイベントを最初から順に追うべきなのでしょうが、ちょうど今日からこのイベントが始まったタイミングなのでこの記事を書きます。

10月31日(土)~ 11月15日(日)
「加藤日砂創作教室プロデュース展~アリスの森のお茶会に集うものたち~」

山梨県北杜市にあります清里高原メイフェアさまで本日より開催。「不思議の国のアリス」にまつわる作品たちが集まる合同展です。

私のところからは2作品がお茶会に出かけていきました。


「グリフォン」
他に作る作家さんもあまりいなさそうなのでこの子をチョイス。
作中では主人公のアリスに対してわりと当たりがキツい方々が多い中、彼(……でいいんですよね?)は比較的友好的なキャラクターとして登場します。ハートの女王に命じられ道案内をし、話を聞かせたり聞いたり踊りを教えたり。
グリフォン(グリフィン)は上半身が鷲・下半身がライオンという幻獣ですが、今回の作品ではヘビクイワシをモチーフにさせてもらいました。


「トランプの庭師」
ベアにアレンジしました。モチーフがカードなので平らなつくりのためブローチ仕立てにしています。
物語序盤から見えてはいたけどなかなか近づけなかった美しい庭園の庭師。庭園への扉を開ける鍵を手に入れたアリスがいざ足を踏み入れてみると、赤い薔薇を植えるよう命じられていたのに間違えて白い薔薇を植えてしまったといい、彼ら(作中では一人ではないです)は咲いた花を赤く塗ってどうにかごまかそうとしていたのでした。これがハートの女王に見つかりでもしたら大変、さて哀れな庭師の運命は……?

(参考文献 「不思議の国のアリス」 L. キャロル 著/高橋康也・迪 訳 河出文庫)

* * *

今回の作品展への参加にあたって「不思議の国のアリス」を最初から読み直しました。過去に読んだことがある作品ではありましたが、以前読んだのはいつだったか……状態だったので。

昔読んだ印象よりだいぶ悪夢っぽいストーリーだな?
登場するキャラクター達、友好的とは言い難い方々が多いけど、これアリスの言動の方にもだいぶ問題あるな?(小鳥さんやネズミさん達の前で、自分の家の猫が狩りが上手いなんて話題を出したりしたらそりゃダメでしょう(^^; とは言え彼女まだ子供ですので、まぁある程度は仕方ないかなとも思います)
そして女王、気軽に死刑を宣告しすぎ! 物語全体に漂う悪夢っぽさの原因、かなりの部分がこのお方のせいのような気が……一応救済もあるにはありますが。
あとハンプティ・ダンプティはこの作品には登場しないんだな(続編「鏡の国のアリス」の方ですね。そちらも一応買ってはあるのですが)

……などと大人の視点でツッコミを入れつつも、たいへん楽しく読ませていただきました。いろいろ好き勝手に書きましたが個人的にはとても好きな物語です。

ただ作品作りに取り掛かる前に、私インフルエンザA型にかかりまして、酷い熱から回復せぬままこの本を読んでいたのでしばらく自分の意識がおかしなことになっていました。読んだ後もしばらく自分自身が別の世界の住人であったかのような。
インフルの症状にせん妄もあるとされていますし、お話の内容と病気の症状が変な方向にマッチしてしまったのかもしれないです。
(身動きがとれないついでにSFなんかにも手を出していたのもまずかった。異世界や架空の惑星などが舞台の小説はインフルエンザの時に読むのはもうやめよう。逆にお手軽に異世界気分を味わいたいなら……いややっぱりやめた方がいいです)

ちょっと早いけど、2026年を振り返ってみる

またしてもここに書かずにいるうちに、あっという間に10月が終わろうとしています。

今年の前半の間は「今年はイベントの少ない年になりそうだな……」などと思っていました。
春のコンベンションは今年は大阪開催のため不参加。他のイベントへの参加を申し込もうかと動いてみたりもしたのですがうまくマッチングせず……
もう今年はそういうものと割り切って、研究のために時間を使う1年にしよう、などと思ったりしていました。前半までは。

振り返ればタイムロマンさま恒例の企画展に8月のアニミズム展、9月のコンベンション、本日から清里メイフェアさまで開催のアリスのお茶会、12月のギフト・オブ・ハート(はまだ先の話ですが)……と後半に予定が入る形になり、当初の予想に反してなかなか充実した1年になってくれそう。今までにない形の研究もできたし、いただいたご縁に感謝の毎日です。

また改めて記事を書きます。

2026-01-07

謹賀新年

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

前回の記事からもまた間が空いてしまいましたが……
昨年の、ネットから姿を消していた時期にも一応活動自体は細々と続けておりました。春と秋のテディベアコンベンションにも出展していましたが、春の方の記憶が所々飛んでいたりします……
子供の受験も終わってその頃にはゆっくりできているだろうと思っていたが甘かった。入学前後のガイダンスとか色々あり、今にして思えばあの頃が疲労のピークで、結局全て落ち着いたと思えたのは4月も半ばを過ぎての頃でした。

その後は前回記事の通りで、現在は全てのSNSを公開設定に戻しています。

新しい作品を生み出すには心のエネルギーが物凄く必要だったんだ、とつくづく実感する一年でした。
関わってくださった皆様方に色々な形で助けていただいたと思っています。本当にありがとうございました。

今年は新年明けてからすぐ、落ち着いて制作に取り組めています。
これからもまた色々あったりするんだろうけど、作ることは続けていきたいです。